犬(シーズー)は被毛が長く、サラサラで美しいですよね。
そのため、日頃のケアがとても重要となってきます。
奈々とナチョも朝食後に、YOUTUBEライブカメラの前で週に3回ブラッシングしています。
この記事では、犬(シーズー)のブラッシングの頻度ややり方についてお伝えしています。
『無理にでも行うべき?』『嫌がるときはどうしよう…』など、よくある疑問やポイントについても解説しています。
「愛犬に気持ちよくブラッシングをしてあげたいな!」という飼い主さんは、ぜひ読んでみてくださいね。
犬(シーズー)のブラッシングは必要?
結論からお伝えしますと、犬のブラッシングは必要です。
ブラッシングの効果としては、
- 不要な被毛を取り除く
- 毛並みを整える
- 毛玉の抑制
- 皮膚の血流をよくする
- コミュニケーションツール
- からだの異常を見つける
などがあります。
シーズーは被毛が長い犬種ですので、ブラッシングを怠ることで、容易に毛玉ができてしまいます。
毛玉は放置することで、皮膚がつれてしまう場合や、かゆみや痛みなどの皮膚トラブルを生じることもあります。
また、特に夏場においては、余剰な毛があることで、熱がこもってしまう可能性もあります。
ブラッシングにおいて、特に重要なことに、『からだの異常を早期に見つける』ことがあります。ももが亡くなった直後、奈々の頭にイボが出来たのもすぐに発見する事が出来ました。
被毛や皮膚の状態がダイレクトに分かるだけでなく、乳腺のしこりやおなかのむくみなどを見つけてあげることもできます。
とくに嘔吐や食欲不振などの何の症状も出ていないうちから、病気の発見ができる可能性もあります。
- 痩せている、太っている
- 腫瘍(できもの)の有無
- 被毛の状態(脱毛や変色、かさぶたなど)
- 皮膚トラブル(傷やノミ・ダニなどの寄生虫の有無)
- 触ると痛い、嫌がる
など、ブラッシングを介して知れる情報はたくさんあります。
犬(シーズー)のブラッシングの頻度は?
ブラッシングの頻度は、1週間に2,3回程度がおすすめです。
ブラッシングが好きな子については、1日数分程度でしたら、毎日でも大丈夫です。
過度に行いすぎると皮膚を傷めてしまうこともあります。
犬の皮膚は一見強そうにも見えますが、人の1/3程度の厚さしかありません。
そのため、ブラッシングのやりすぎはおすすめできませんし、使用するブラシの選択も重要となってきます。
犬(シーズー)におすすめのブラシとは?
まず、使用するブラシは、人の皮膚にあてても痛くないものを選択しましょう。
ブラッシングを行う際も、あまり強くやりすぎないことも重要ですね。
実際、購入して使用してみないと分からない場合も多いですが、口コミなどを参照して選ぶようにするといいですね。
購入すべきブラシとしては、スリッカーブラシとコームとなります。
スリッカーブラシは、『く』の字に曲がった細かい金属製のピンが密集しているもので、抜け毛や毛玉がとりやすい形状となっています。
先端にゴムがついたものなら、皮膚に傷がつきづらく、初心者の方にもおすすめです。
ブラッシングの仕上げには、ステンレス製のコームを使用しましょう。
コームは、毛玉をほぐすときに用いることもできます。
目の細かいものは、フケやほこりのみならず、ノミ取りくしとしても使用ができます。
ブラシやコームを嫌がる場合には、手袋タイプのラバーブラシでしたら、触る感覚でブラッシングが行えます。
犬(シーズー)のブラッシングのやり方は?ポイントについてもお伝え!
ブラッシングのやり方としては、まずはブラシに慣らすことが重要です。
嫌がる場合には、すぐにブラシを用いるのではなく、手でなでるところから始めましょう。
手でなでてあげることで、安心して警戒心がなくなるだけでなく、「ブラッシングをするよ!」という合図の意味や、皮膚への刺激にもなります。
その後、ブラシを持ち、首の後ろからおしりにかけて体全体を優しくブラッシングしてあげます。
寝ているとき、日向ぼっこをしているときなど、リラックスしているときに行うことがおすすめです。
頭やあご下、耳付近などは、愛犬が好むポイントですので、優しく行ってあげましょう。
次に、前足を軽く持ち上げ、わきから後ろ足にかけて、両サイドにブラシをかけます。
しっぽは毛がよく抜けるため、付け根から先端に向けて一気にかつ念入りに行いましょう。
おなかは柔らかく、臓器があるために、本能的に嫌がる子は多いです。
より優しく、短時間で行い、無理にやることは控えましょう。
嫌がる、噛むときはどうしたらいい?
噛んでくる、逃げてしまうときには、ブラッシングを嫌がっている可能性が高いです。
無理に追っかけて行うことで、ブラッシングが嫌いになってしまう恐れもあります。
嫌がっているそぶりを見せるときには、「何が嫌なのか?」を考えてみましょう。
痛い、無理に押さえつけられている、といったケースが多いですね。
ナチョの場合はただ遊びたいだけで、私の手やスリッカーの柄を噛みまくります。。。
上手にできたときには、おやつなどごほうびをあげて存分にほめてあげましょう。
子犬のうちから行うことで、うまくできることは多いです。
なかには、お散歩中など、外で行うことで、上手にやらせてくれる子もいます。
公園などは、日光浴も同時にできますので、リラックスした状態で行いましょう。
やりすぎはNG?
ブラッシングをやりすぎることはNGです。
というのも、上記でもお伝えした通り、犬の皮膚はとても薄く、繊細だからです。
毛並みを整えているつもりが、実は皮膚が傷だらけ…といったケースはしばしばあります。
ブラッシングはほどほどにしましょう。
スプレーは使用すべき?消臭や保湿になる?
スプレーの使用については、どちらでも問題ありません。
体臭が強い子については、消臭タイプのものを用いるといいですし、カサカサ(ベタベタ)皮膚の子は保湿剤が配合されたものもいいですね。
ただ、皮膚にトラブルがあり、においやカサカサ(ベタベタ)なっている可能性もあります。
特に、シーズーにおいては、『脂漏症(しろうしょう)』といって、脂が過剰に出てしまうことが多く、雑菌が繁殖しやすい皮膚状態となっていることがしばしばあります。
この場合、まずはブラッシングよりも、シャンプーが有用なことが多いです。
皮膚に違和感がある場合には、一度動物病院を受診するようにしましょう。
【まとめ】犬(シーズー)のブラッシングは必要?頻度ややり方について
犬のブラッシングは、定期的に行いましょう。
被毛の流れを整えるのみならず、コミュニケーションツールとなる、からだのトラブルを早期に発見するなどのメリットがたくさんあります。
ただし、嫌がる愛犬を無理に押さえて行うことはNGです。
まずは、短時間で優しく行い、上手にできたときには、おやつをあげて存分にほめてあげましょう!
コメント